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DVD
 
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G・ルーカスが学生時代に撮った短編「電子的迷宮/THX-1138:4EB」(「スター・ウォーズ」日本語版リバイバルの際に併映)をコッポラが製作を務めて長編作品にリメイクした記念すべきルーカス監督の1971年の商業映画デビュー作。
監督:ジョージ・ルーカス。製作:ローレンス・スターマン。製作総指揮:フランシス・フォード・コッポラ。脚本:ジョージ・ルーカス、ウォルター・マーチ。撮影:デイヴ・マイヤーズ、アルバート・キーン。音楽:ラロ・シフリン。出演:ロバート・デュヴァル(THX-1138)、マギー・マコーミー(LUH-3417)、ドナルド・プレザンス(SEN-5421)、イアン・ウルフ(PTO)ほか。
舞台は25世紀。人々は広大な地下都市内で、コンピューターに支配され、名前を持たず番号で管理され、支給される精神安定剤を服用しながら感情も娯楽も規制された単調な日常を送らされています。 主人公THX-1138と女性ルームメイトのLUH-3417は投薬をやめることによって人間本来の感情を徐々に取り戻し、お互い愛し合い、タブーとされる肉体関係を結んでしまいます。反体制分子として2人は当局に逮捕されてしまうのですが・・・


さて今回ご紹介する71年のルーカス監督デビュー作は、当時、映画製作会社と撮影スタジオには距離感があり、製作中に監視の目が光らなかったことや、スタジオがヒット作を見抜く目を持っていなかったことから、メジャーで前衛映画を撮るチャンスと思いメガフォンをとった作品。結果、この映画は全くヒットせず、監督2作目となった「アメリカン・グラフィティー」も映画会社から不評で後に計画していた「スター・ウォーズ」の企画も却下され、彼が映画監督という職を失いかける結果を招いた曰く付きの作品でもあります。ルーカス曰く、未来を描くというより、未来製の映画を作りたかったというこの作品には、正に「来なかった未来」というに相応しい映像が満載です。


舞台は25世紀、無秩序を排除することに執着し、定期的に与えられる薬により感情をコントロールされ全ての人間は無感情。人が人を監視し、主人公は、管理下でロボットを作り続け、そのロボットが警官として人間を取り締まる地下世界。徐々に投薬をやめ人間本来の感情を取り戻した主人公が、完全に支配・隔離された地下世界から脱出を試みるというストーリー。主人公のみが自然な人間同士の性交によって生まれ、他の人間は試験管ベビーという設定も含め「来なかった未来 No.008」でご紹介した「ガタカ」と酷似していて、この「THX-1138」をベースに作られたことは想像に難くありません。また、人間同士の性交渉は禁止され、フォログラムとSEXし、試験管で子供が育てられるという設定は、「来なかった未来 No.001」の「バーバレラ」でピルと呼ばれる興奮伝導剤を口に含み、手を合わせて行う近未来式セックスを連想させられます。そして何よりも、悪人が一人も登場せず、管理体制への服従と個性の抹殺を推し進める社会全体を悪として描くこの映画には、70年代初頭のルーカスによる、皆が同じ服を着て一糸乱れず行進する共産主義への警告のメッセージが込められているように感じるのは僕だけでしょうか? |
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text by TASCA-T |
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60年代フランスのポップ・カルチャーにオマージュを捧げた青春映画。監督・脚本はこれがデビューとなるローマン・コッポラ。撮影は「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」のロバート・ヨーマン。音楽はフランスの人気バンド、メロウ。美術は「ナインスゲート」のディーン・タヴォウラリス。編集は「ウーマン・オン・トップ」のレズリー・ジョーンズ。出演は「ミリオン・ダラー・ホテル」のジェレミー・デイヴィス、これがデビューとなるアンジェラ・リンドヴァル、「天使が見た夢」のエロディ・ブシェーズ、「ヴィドック」のジェラール・ドパルデュー、「ハンニバル」のジャンカルロ・ジャンニーニ、「ムッソリーニとお茶を」のマッシモ・ジニ、「タイタニック」のビリー・ゼーン、「カサンドラ・クロス」のジョン・フィリップ・ロー、「レインメーカー」のディーン・ストックウェルほか。
1969年パリ。2001年の未来を舞台にしたSF映画『ドラゴンフライ』という作品の編集の仕事をするポールは映画監督を目指して私小説的なフィルムを撮っていますが、それに熱中するあまり一緒に暮らす恋人のマルレーヌとの関係がよくない方向に行ってしまいます。そんなとき、プロデューサーのエンゾが映画の結末に文句をつけて監督のアンドレイをクビにしてしまいます。新たに若手監督が迎えられ、撮影が再開されるはずでしたが、交通事故にあい降板。巡り巡ってポールに白羽の矢が立ち、監督を任されることに。ポールはエンゾからオーダーされたエンディングに悩まされると同時に、主役の女子大生ヴァレンタインに次第に惹かれていくのですが・・・

舞台を69年〜70年のパリに設定した、監督のロマン・コッポラは66年生まれ。つまり、この映画はそんなコッポラが経験しなかった過去へのノスタルジーを中心に成り立っていると思われます。そして、それはこの映画を観る同世代や若者にとっても同様でしょう。おぼろげな記憶と共に失われてしまった過去へのノスタルジーと憧れ、それは正にこの「来なかった未来」というこのコーナーのテーマの1つでもあります。
劇中、大きな比重を占める映画内映画「ドラゴンフライ」に描かれている2001年の世界は、正に「来なかった未来」映像が満載であると同時に、このコーナーで第1回目にご紹介した「バーバレラ」そのものです(音楽に至るまで)。映画内容にやたらと口を出し、商業的成功に執着する大プロデューサーのエンゾは、ディノ・デ・ラウレンティスをモデルにしていると思われます。(その愛人はジュリエッタを演じるはローマンの妹のソフィア)
更に「バーバレラ」でジェーン・フォンダの相手役を務めたジョン・フィリップ・ローが上官役で出演しているのも見逃せません。 DVDには、特典映像として映画『ドラゴンフライ』のアンドレイ監督バージョンとポール監督バージョンの2バージョンが収録されてるのも要チェックです。
この映画の題名「CQ」=「Seek You(あなたを探して)」は、監督ローマン・コッポラの「失われてしまった過去へのノスタルジーと憧れ」、そして「自分自身の存在確認」という彼の創作意欲の原点を現しているのかも知れません。 |
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text by TASCA-T |
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遺伝子が全てを決定する未来社会を舞台に人間の尊厳を問うサスペンスタッチのSFドラマ。
監督・脚本はアンドリュー・ニコル。製作はダニー・デヴィート、マイケル・シャンバーグ、ステイシー・シェール。撮影は「トリコロール 青の愛」のスワヴォミル・イジャック。音楽は「ピアノ・レッスン」のマイケル・ナイマン。監督のレトロ・フューチャー的コンセプトを徹底的に視覚化した美術はヤン・ロルフス。衣裳は「マーズ・アタック!」のコリーン・アトウッド。編集はリサ・ゼノ・チャーギン。出演はイーサン・ホーク、ユマ・サーマン、ジュード・ロウ、ローレン・ディーン、ゴア・ヴィダルほか。
出生前の遺伝子操作により、生まれながらに優れた知能と体力と外見を持った「適正者」と、「欠陥」のある遺伝子を持ちうる自然出産により産まれた「不適正者」との間で厳格な社会的差別がある近未来。
宇宙飛行士を夢見る青年ビンセントは、劣性の遺伝子のため希望の無い生活を送っています。そんなある日、ビンセントは闇業者の手配により、事故により身障者となった優秀な遺伝子をもつ元エリート、ジェロームに成りすます偽装の契約を結び、ジェロームの遺伝子を借りてエリートになりすまし、宇宙飛行施設“ガタカ”に潜り込みます。晴れて宇宙飛行士として選ばれ、ロケットの打ち上げを目前に彼の正体に疑いを持っていた上司の殺人事件が起ってしまいます。事件現場で「不適正者」ビンセントの髪の毛が発見された事から彼は正体発覚の危機に・・・。やはりビンセントの素性に疑いを抱く「適正者」の女性局員であり、彼の恋人でもあるアイリーン。今やエリート捜査官になった「適正者」である彼の弟アントンの登場でビンセント、そして遺伝子契約者ジェロームの運命は・・・。

『そう遠くない未来』という時代設定に登場する、宇宙飛行施設“ガタカ”の建物や、内装は正に「来なかった未来」な映像が満載です。しかし、そうした近未来の時代設定のSFでありながら、近未来的な映像の視覚的演出に頼ることなく、近未来における劣等者の劣等者故の、一方でエリートのエリート故の心の葛藤が見事に描かれ、また登場人物の心理描写をマイケル・ナイマンの音楽が見事に演出している完成度の高い作品です。
ストーリー後半で、ロケット打ち上げを目前に控え、「不適正者」の主人公が、「適正者」である恋人と「適正者(エリート)」ピアニストのレビューに出かけ、演奏後に拍手を浴びながらピアニストが客席に投げた手袋を主人公がキャッチすると、手袋の指が6本。会場を後にしようと入口に飾られたピアニストの写真を2人で眺めながら、恋人アイリーンが「今の曲は12本用の曲よ」と言うシーンが印象的です。いつもは、主に高度成長期に想像された「夢の近未来像」を「来なかった未来」と称してご紹介していますが、今回は「来なかった未来」であって欲しい映像をご紹介しました。 |
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text by TASCA-T |
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さて、今回ご紹介するのは「ひょっこりひょうたん島」につづくNHKの連続人形劇、「空中都市008」。
原作は、小松左京「アオゾラ市のものがたり」、人形劇は竹田人形座、音楽は、冨田勲、主題歌は中山千夏が歌っていました。
放送期間は1969年(昭和44)4月7日〜70年4月3日、全230回ほか特番1本。21世紀、「空中都市008」で暮らす大原一家や隣のワイズマン親子らの生活を描くSFホームドラマ。


サンダー・バードのブーム、さらにアポロ月面着陸という話題が世の中を駆け抜けていた最中に製作され、放送終了後に大阪万博が開催されるという実にタイムリーに近未来を描いた正に「来なかった未来」な作品です。
全230回のVTR製作分はすべて現存せず、フィルム製作された正月特番「北極圏SOS」(1970年1月1日放送)の海外出品版が現存するのみというのがちょっと残念です。その貴重な1話が収録されているのがこのDVD「NHK人形劇クロニクルシリーズVol.3
竹田人形座の世界〜空中都市008〜」です。人形劇特有の情緒溢れる世界観をもちながら、40年も前に描かれた「夢の近未来像」とその完成度の高さに改めて驚かされます。
たった1話の映像の中に「現実となった未来」そして「来なかった未来」はいくつあるのか?確かめてみては如何でしょうか? |
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text by TASCA-T |
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COLLECTORS’BOX PART1

COLLECTORS’BOX PART2

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1980年 すでに人類は地球防衛組織 シャドーを結成していた。
シャドーの本部はイギリスのとある映画会社の地下深く秘密裏に作られ
沈着冷静なストレイカー最高司令官のもと
日夜、謎の円盤ユーエフオーに敢然と挑戦していた。
シド、コンピューター衛星
このシドがユーエフオー侵入をキャッチすると
直ちにシャドー全ステーションに急報
スカイダイバーそれはシャドーの海底部隊
世界でもっとも進んだ潜水艦である
その前部にはスカイワンと呼ばれるジェット機が装備され
海上を超スピードで進み敵を撃破する
人間の最高頭脳を結集して作られたシャドーのメカニック
ムーンベースは月面基地
ここにはミサイル邀撃機インターセプターが非常事態に備えている
ユーエフオー撃退の準備は出来た
この矢島正明氏のナレーションで始まる海外TVドラマ『謎の円盤UFO』は、ジェリー・アンダーソンが『サンダーバード』や『キャプテン・スカーレット』の後年に手掛けた初めて人形を使わず撮影されたSFアクションドラマ。
日本でも1970年〜71年に放映され、製作当時の10年後の1980年の未来像を描いた、正に「来なかった未来」な映像満載の作品。 |

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【主な登場人物】
ストレイカー最高司令官(エド・ビショップ)声/広川太一郎
エリス中尉(ガブリエル・ドレイク)声/松島みのり
フォスター大佐(マイケル・ビリントン)声/羽佐間道夫
フリーマン大佐(ジョージ・シーウェル)声/小林昭二
ヘンダーソン長官(グラント・テイラー)声/厳金四郎、早野寿郎
ドクター・ジャクソン(ヴラデク・シェイバル)声/穂積隆信
レイク大佐(ワンダ・ベンサム)声/小原乃梨子
ハリントン少尉(アントニア・エリス)声/池田昌子
バリー少尉(ドロレス・マンテス)声/北浜晴子
ブラッドレイ大尉(ハリー・ベアード)声/青野 武
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シャドー本部
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未知の宇宙より飛来侵入するUFOや異星人を迎え撃つ、地球の秘密防衛組織 『SHADO (Supreme Headquarters Alien Deffence Organization)』 の活躍をメインに、戦いを巡って繰り広げられる人間ドラマ。
恋愛感情が重大なミスに繋がったりする斬新なストーリー描写に世界中が注目しました。UFO の謎や、個性溢れる登場人物、海底・地上・空・月・宇宙
と場所を選ばず活躍する斬新なデザインのメカが人気を博し、放映から30年以上経った今尚、根強い人気があり、特撮界の多くの著名人に影響を与えたと言われています。 |
text by TASCA-T |
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UFO&宇宙人 |
ムーンベース内部 |
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シャドー・ジープ、シャトル、 スカイダイバー&スカイ・ワン
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インターセプター、ムーンベース、 コンピューター衛星シド |
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ストレイカー&フォスター専用車 |
エリス中尉 |
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レイク大佐 |
ストレイカー最高司令官 |
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そして、登場人物は兎に角いたるところでよくタバコを吸う・・・ |
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小松崎 茂という名前に聞き覚えや、見覚えはないでしょうか?
田宮のプラモデルの「戦艦大和」や「零戦」の箱の画を手がけていた人といわれるとピンと来る方も少なくないのではないでしょうか?
田宮模型のミリタリーシリーズの多くのボックス・アートを手がけたのはもとより、 戦後間もない頃から、「地球SOS」の連載をはじめ、SFもの(空想化学もの)を数多く発表し、そこに描かれている世界観は正に「来なかった未来」といえるものばかりで、亡くなった今もなお多くのファン魅了し続ける日本を代表するイラストレーターです。 |
text by TASCA-T |

小松埼 茂
[大正四(1915)〜(2001)]
東京府北豊島郡(現在の東京都荒川区南千住)生まれる。
昭和2年、高等小学校2年生の時に荒川区御大典美術展覧会での入賞を皮切りに、画才を発揮。 高等小学校卒業後、日本画家、堀田秀叢に師事する。その後人気の挿絵画家、小林秀恒に師事し挿絵画家へ転向。
昭和13年、23歳で初めて小樽新聞に挿し絵を連載。雑誌「機械化」でその才能を発揮。戦後は昭和23年に絵物語「地球SOS」の連載開始を始め、『太平原児』等の作品を次々に発表し、山川惣治と人気を二分し、一時代を築く。多忙を極めるが、東宝の特撮物では「地球防衛群」「宇宙大戦争」(昭和34年)「モスラ」(昭和36年)のメカデザイン、「マタンゴ」(昭和38年)等のキャラクターデザインやストーリーボードも手がけ好評を博した。その後は、各種雑誌のグラビア頁からプラモデルのパッケージ・アートまで、幅広く作品を発表。
昭和を代表するアーティストとして、彼が残した膨大な作品は今なおファンを魅了し続けている。
リンク
komatsuzaki.net
小松崎茂の世界 |
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時計じかけのオレンジ(CLOCKWORK ORANGE) |
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1971年作品。製作・脚本・監督は「2001年宇宙の旅」のスタンリー・キューブリック。
原作は1962年に発表されたアンソニー・バージェスの同名小説。
音楽はウォルター・カーロス。主演は「if もしも・・・」のマルコム・マクドウェル。
キューブリック作品の中でもカルトな人気を誇る、ウルトラバイオレンスSF作品。

ロンドンの都市の秩序は乱れ、治安は悪化し、性道徳は退廃の極に・・・
町には夜な夜な麻薬、暴力、盗み、暴行など、悪の限りを尽くす近未来の不良グループが・・・
そんな強姦と超暴力とベートーベンだけに生きがいを求めるグループのリーダー、 15歳の少年アレックスの物語が展開されてゆくわけですが、何よりもここの描かれている
キューブリックの映像世界とウォルター・カルロスのサウンドこそ、まさに「来なかった未来」そのものです。

特に、「コロバミルクバー」と呼ばれる酒場のシーンや、レコードショップ、アレックスの部屋にあるオーディオセットなど、夢の近未来像を具現化した映像が満載です。
さらにエルガーの威風堂々などのクラシックとウォルター・カルロスのシンセサウンドが絶妙に絡み合い、より近未来感を演出しています。ベートーベンの第九をシンセで演奏するという
当時としてはかなり斬新な試みであったと思われるそのサウンドは、今なお色褪せることなく、古臭さなど全く感じません。
キューブリック作品の代表作ともいうべき「2001年宇宙の旅」もそうですが、ファンの方々には申し訳ないが、ストーリーなんて度外視して映像世界とサウンドに浸っているだけでも十分楽しめる、これぞ「来なかった未来」な作品です。
もしまだご覧になっていない方は、ぜひ一度チェックしてください。 |
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text by TASCA-T |
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「ここは何処だ?」 「村だ。」
「何が欲しい?」 「情報だ。」
「どっちの味方だ?」 「いずれ判る。さぁ秘密を吐くんだ。情報だ、情報だ。」
「喋るものか!」 「どんな手段を講じてでも喋らせる。」
「名前を言え?」 「新しいNo.2だ。」
「No.1は誰だ?」 「お前はNo.6だ。」
「番号なんかで呼ぶな!私は自由な人間だ...」
という台詞で毎回スタートするこのドラマ。
主人公はイギリスのある組織に所属する情報部員。ある日、自分の上司に辞表を叩きつけ、部署を後にし、帰宅し荷物をまとめる最中、突然睡眠ガスに包まれ気を失ってしまいます。気がつくと自宅の部屋そっくりの部屋なのに何か様子がおかしい。窓の外を見ると全く見知らぬ場所に・・・
そこは世間と隔離された「村」と呼ばれる場所で村人たちは名前を持たず番号で呼ばれ、主人公に与えられた番号は「No.6」。姿無き「No.1」とその直属の指令を下すリーダー「No.2」。「辞職の理由」そして「情報をよこせ」と、彼らは執拗にNo.6へ迫ります。毎回代わるNo.2とNo.6が頭脳戦を繰り広げながら「村」からの脱出を試みるNo.6ですが・・・。
本国イギリスでは1967年から68年にかけて放送され、シンプルな作りの多かったTVドラマにSFの要素を織り込んだ不条理かつ難解なストーリーが展開される全17話。今も全世界でこの作品を愛するファンは多く、日本でも押井守や金子修介等、多くの映像作家がこの作品に影響を受けたと言われています。超SFちっくな「No.2の部屋」、「オレンジ警報」など来なかった未来な映像が満載です。
今後、リメイクされる予定もあるというこの作品。是非チェックしてみてください。
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text by TASCA-T |
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